まあ笑ってくれ。

お前の上司の頭髪を全てもやしに変えてやろう

あなたの知らない、知らなくてもとくに困らないティータイムの歴史

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ティータイムの歴史

イギリスにティータイムを持ち込んだのはポルトガルから輿入れしたカタリーナ・デ・ブラガンザという人なんだそうだ。
彼女がお友達を呼んでお茶を飲んだため、ティータイムは女性の習慣として始まったそう。

定期的なお茶の時間が定着したのは1830〜40年頃。べドフォードの公爵夫人が午後の空腹を紛らわせるためにサンドイッチを食べ始めて、お友達も誘ったのが始まりだとか。
なんでも19世紀のイギリスは正午と夜の2食しかないうえに、夕食は今より遅かったから、午後になるとお腹がすいちゃったのだそうだ。それはそうだよね。

ティータイムの種類

一口にティータイムといっても種類がいろいろあるそうで、イギリスのホテルなんかでは、ティーの呼び方を間違えるか否かですぐに観光客かどうかがわかっちゃうんだって。

イレブンシーズ

午前11時のお茶の時間。マフィン、スコーンまたはビスケットなどと、お茶またはコーヒーをいただく。

ローティーアフタヌーンティー

15〜16時くらいのお茶の時間。低いソファとテーブルに腰掛けていただくためローティーと呼ばれた。
サンドイッチ、スコーン、クロテッドクリーム、2〜3種類のスイーツと紅茶をいただく。

クリームティー

アフタヌーンティーの一種。もともとはデヴォンとコーンウォール地方の習慣で、メニューに特徴あり。基本は紅茶といっしょに温かいスコーン、クロッテドクリームとジャムをいただくもの。
いただくときはスコーンをきっちり2つに割って、それぞれにクリームとジャムを載せていただくのだそうだ。また、紅茶にミルクを入れるのはあまり推奨されてないとか。

ハイティー

18時ころに労働者が楽しんだ軽食。メニューは肉、ジャガイモ、パイ、チーズなど。使用人がいる家でも、毎週日曜日に使用人が夕食作りを休んで教会に行けるように取り入れていたそうだ。

別に知らなくてもいいビクトリアンマナー

ミルクは必ず最後

こいつは諸説あるそうだが、ミルクは最後に入れるのがハイクラスマナーとされているそうだ。砂糖よりもミルクが後ですぞ!

小指は上げる

ローマ時代から、庶民は5本指で食べる、エリートは3本指で食べる、っちゅうもんだったそうだ。だからお菓子をつまむときは、おしゃれに小指アップが正解。
ただし、カップを持つときは絶対に小指を上げてはいけないんだそうだ。

参考


 

High Tea, Afternoon Tea, Elevenses: English Tea Times For Dummies : The Salt : NPR

Cream tea - Wikipedia

http://tealaden.com/teaweb/etiquette.htm