子供の頃、アメリカっていう名前の国に住んでいた時代、ジャパニーズフード、とくにSUSHIはごく一部のおしゃんぴーな人だけが食べたことがあるものでした。生魚を食う野蛮な風習、くらいにとらえられていたと思います。
それが、いつの間にか、TOFUが流行ってるだとか、WASABIがどうとか、挙句の果てには日本人だって、せいぜい味の素のことを話すときにしか出てこない「UMAMI」なんて言葉を多用するようになっちゃって。
そしてまさか流行るまいと思っていた納豆まで海外で流行り出したっていうんですよ。
どうやらいち早く取り入れたのは、イギリス人に「フロッグイーター」と揶揄される、(食に対して)冒険心豊かなフランス人。トーストに載せて、焼いて食べていると、テレビで紹介されていました。
するとなると、海外ではどんなありえないアレンジ納豆料理があるのでしょうか。ワクワクしながら調べたら意外な結果が待っていました。
ないなら作ってしまえばいいじゃない
兎にも角にも「natto recipe」で検索しレシピ一覧を見て私は驚愕しました。
出てきたレシピのほとんどが、「納豆をアレンジして作ったレシピ」じゃなくて、「納豆そのものを作るレシピ」だったのです!
そっか…そりゃそっか。ないんだもん、作るしかないわよね。
クリエイティビティ発揮
とにかく、これじゃお話にならないので引き続き調べてみると、それっぽいのがいくつか出てきました。
Top 5 Natto Uses: A Love Letter to Fermented Soy Beans + Happy Natto Day | L.A. Weekly
Natto Recipe - Quick and Easy 11 Recipes! | We Love Japanese Food
アボカドと組み合わせる、卵とじ、メンチカツ、サンドイッチなど…
まあまあ新しいんですが、それしきのアレンジレシピだったら、納豆においてははるかに上級者の日本のクックパッドにいくらでもありました。
そのころ日本では
遠くの地平線ばかりを眺めていた私は、そこで初めて足元の日本を見回したのです。すると、東北では納豆に砂糖を入れて食していました。米倉涼子は納豆とトマトを組み合わせていました。天下のおかめ納豆がベリー味の納豆を販売していました。
【閲覧注意】期間限定「ベリーベリー納豆」が発売!どんな味か食レポするよ! - NAVER まとめ
思えば、実在した坊さん連れてきてなんやかんやで女性として定着させちゃったり(三蔵法師)、カレーライスに革命起こしたり、ハロウィンとかクリスマスとか独自進化遂げさせたりとか日本のアレンジ能力の高さを忘れてたわ。
まとめ
関係ありませんが私は納豆には必ず梅干を入れたい人です。あまり賛同者には出会えたことがありません。