選挙のたびに、ちゃんと投票しようと思うけれど、なにぶんバカなので、あの人たちが何を言っているのかよくわからない。
それもこれも、口調がまじめ腐っていてとっつき難いのだ。
もっと、ギャル語とか赤ちゃん言葉とかだったら、もうちょっと耳を傾けやすくなるのに。
きっとこれを読んでいる人（8人に増えた）もバカだろう。雰囲気的に。
でも選挙に行くことは大事だ。たとえバカでも選挙にいくべきだ。
若者が選挙に行かないと若者にとっていい社会が訪れない。中年モノも選挙にいかなきゃ中年にとっていい社会が訪れない。低所得世帯も選挙に行かなきゃ、とにかく選挙に行かなきゃ、政治家に「無視していいマイナーな声」とみなされるらしい。みんなで団結してメジャーを目指さなくては！
使命感にかられた私はバカにとってもっととっつきやすいように、選挙公約をバカ語に変えてみた。すると、とってもわかりやすくなったので、全国のバカに広めたい。
参考にしたのはこちら：年金・社会保障 | 各党の公約 2019 | NHK選挙WEB
バカがバカなりに頑張って調べて解釈したから、違っているところがあったらちょんまげ切って詫びる。
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政党その1
・貧乏なら少しだけお金をあげる。
・年金はもっと年取ってから受け取ってももいいんだよ？
この子は誰でしょう？ そう、今をときめく？ときめいてない？自民党です！
「低年金者に年間最大６万円の福祉給付金を支給」だそうです。
個人的にはこう思いましたね。
焼け石にみずぅううう！
年間6万円って、もらってどうする！？それあたしがスタバ行きたいなって思うたびに500円貯金箱に入れてる金額と同じ程度の額だけど何に使う？素直にスタバに行けばいい？
年金については予想通り？頼りない感じがしますね。まあでも、現実的なことを言っているということでしょうか。
政党その2
・保険料払ってなくても年金もらえるようにしよう
・医療介護負担の上限を金持ち度によって変えよう
こちらは立憲民主党さんです。
ところでどうしてこう、メジャー政党さんのなまえは4文字熟語なんでしょうね。ひらがな名やカタカナ名党があまりうまくいかないところが多かったから、やぱり4文字熟語の方がしっかりしてそうなイメージあるからなんですかね？元号以上に使われる感じが限られてて。「あなたの政党には民・憲・主・和・共のいずれかの文字を含みますか？」みたいな。
代表は#edano_neroのハッシュタグが忘れられない枝野さん。
貧しい人にとことん向いてそうな感じのことを言っているのが印象的です。
政党その3
・お金がない人は毎月年金を5千円多くあげよ
・短時間労働でも厚生年金に加入できるようにしよ
国民民主党さんです。自由民主党さんの兄弟ですか？しりません。
年金増額毎月5,000円。要するに年6万円です。不思議と毎月もらえると聞くとちょっとお得な気がするので不思議です。毎月あと1回パチンコに行けるじゃないか！ってね。
厚生年金に入れる人が増えるのはいい気がしますね。
政党その4
・お金がない人に年金毎月＋5千円する
・認知症研究の開発費を増やす
年金＋5,000円。これはコクミンたんとジユウたんと言ってることが同じっぽいですね。研究の開発費を増やすのはステキです。大いにやってほしい気分です。
公明党たんでした。
政党その5
・「マクロ経済スライド」やめよ
・年金保険料見直し（今は高所得者優遇）
・健康保険の保険料引き下げ
マクロ経済スライドってなあに？経済学部が必須授業の単位を落としちゃうこと？…。（脳裏によみがえる黒歴史）
本来なら「マクロ経済スライドとは食べ物ではない」とだけ解説するところでしたが、私は優しいバカなのでバカのために調べてみました。
マクロ経済スライドとは…ざっくり言うと、「物価や賃金が上がったからって年金額上げたら破綻するから、年金額を決める時に少子高齢化も念頭に入れて決めるね」って感じ
要するに、少子高齢化が進むほど年金が上がらなくなっちゃう仕組みみたいですね。これをやめるってことですね。
全体的に庶民向けのステキな政策っぽいですが、じゃあどうやって年金制度を維持するんでしょう。調べるのめんどいなァ。
政党その6
・年金は自分で積み立てよ
・年金支給年齢はちょっとずつ引き上げるぞ
・医療費は適正化と効率化すべし
個人的にいいなぁ、と思うのはこれ。
自分で年金積み立ては難しいけれどフェアじゃない？といってもそんな大規模な移行すごく難しそうだけれど。
医療費の適正化も、見聞きしてる限りではまだまだやれる余地がありそう。
日本維新の会たんでした。
政党その7
・マクロ経済スライドをやめてやろう
・年金支給年齢は引き上げてはならぬ
・医療介護の自己負担増はさせぬ
むぅ。おバカたんには「おいしいことを言っている」だけに見えてしまうこの政策。確かに医療費介護費の自己負担増は嫌だけれど・・・社会民主党たんでした。
政党その8
・年金は思い切って生活保障制度に変えちゃえ！
そもそも、年金ではなくて、全世代がもと「生活保障」を利用しやすいようにして、最低限の生活が送れるようにするという発想ですね。
今話題のれいわ新選組さんです。
れいわ新選組はバカにはありがたいこんなサイトを作っています：
ちゃんと財源をどうやって確保するかも書かれてます！個人的には国債発行って、これ以上発行するの？だいじょぶなん？という漠然とした不安は伴うものの、こういう書き方はバカ歓喜拍手大喝采です。
他にも「特別養子縁組制度の拡充」「ペットショップでの生体販売禁止」など、個人的にとても気になる政策についてわかりやすく書かれていました。
れいわ新選組について参考にしたのはこちら：
東大・安冨教授、れいわ新選組から参院選出馬(全文3)高度成長の本質は引っ越し（THE PAGE） - Yahoo!ニュース
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ふぅ。がんばって年金社会保障の部を解読した。次回は消費税についてやりたいと思っている。みんな元気玉くれよぉ～（へたれた悟空）
ところでほんと、こういう選挙モノは演説を聞くたびに「財源は？」とか「実現可能性は？」と気になってたまらない。
だいたい家庭だって、「よっしゃ、新しい車買ってめっちゃ便利になっちゃうかんね！」って話が出てきたらまず「金は？代わりに何節約するん？」「駐車場どないするん」っていう、金と実現可能性の話になるやんか。
政治家はこのまあ中の上程度の小金持ちな巨大家庭を運営しているんだからさ、とにかく財源の話をもっとしてほしい、と毎回思うのよねん。
なお、バカは絵がないと文字が読めないらしいので絵柄をつけてしまったが、このイメージに引っ張られないでほしい。引っ張られそうという人はとにかくいいから選挙に行こう！！！
