まあ笑ってくれ。

お前の上司の頭髪を全てもやしに変えてやろう

May J.を聴きながら世界の厳しさに思いを馳せる

 


 アナ雪2のプロモーションでテレビが「ありのまま」であふれかえるたびに、

美輪明宏

 

「泥のついたままの畑の大根をそのまま食え」

 

(ありのままとはそうと言っているのと同じ)という心の処方箋を思い出す秋です。

 

注)ディズニープリンセスは白人系だとやたら理想化された世界で美しいドレスを着ているのに(「出会ったばかりの人と結婚してはいけない」はずないでしょ王族同士で!)、非白人系だとほとんどの時間カエルとして過ごしてたり衣装も無駄に歴史考証されてたりするあたり、いら立ちを感じる割に
ディズニーだぁああいすき!
なため、毎度葛藤で素直になれなくなります。

 

 

 

アナ雪といえばありのままで、ありのままといえば松たか子・・・・いや、May J. (メイジェイ)ですよね。

May J.の紅白での歌声を聞いた時に私は、漠然と

「とっても上手だけど、あまり気持ちが入っていかないなあ」と感じました。

 

というか、May J.が歌うといつもそんな感じになりました。

精巧でミスしないロボットのような、見事だけど気持ちがぐいと引き込まれる何かがない、みたいな…

 f:id:BTAD:20191128102818p:plain

その点松たか子は…なんて言い出しても仕方ないわけですが。

May J.がよくなかったんじゃなくて、松たか子が自分の期待にピタっとハマりすぎたんですよね。こう…情感がすごい…っていうの?

 

 

なんて思ってたら。

 

 

May J.さんは自分でもそう思うところがあったのでしょうか。

それとも私のテレパシーを受け取ったんでしょうか?

 

先日ミュージックステーションで久しぶりに歌っているのを見たら

 

めっちゃ情感出てました。

 

というか出すぎてました。

 

出すぎてて、もう、情緒不安定な感じになってました

 

「ありのーままのー」(にっこり)

 

「じぶんになるの」(こぶしふりあげる)

 

みたいな感じになってました。

 

表情コロコロかわるし、

 

力入れるところこぶしきいちゃってるし、

 

夫と思わず同時に「演歌だよ!」って叫んだし。

 

 

 

 

そんなことを考えながらMay J.さんのこと調べてみたら、

 

May J.が『アナ雪』バッシングを振り返って当時の心境を告白! 「幻聴で"自分の曲じゃないのに"という声が」 (2016年4月7日) - エキサイトニュース

 

そうか、バッシングがあって、本人もそれに苦しんでいたのか…もしかしたら、そういうこともあって歌い方や雰囲気を変えてきたのかもしれません。

 

 

 

でも…なんで?

 

 

あんなに美しくて、

たぐいまれな才能をもっていて、

そして努力して変化しようとしている

 

そんな人が、なんかこう…思った通りにいかないなんて、世界はなんて残酷で厳しいのでしょう。

 

 

そりゃブログにアフィリエイト貼ってたらいつか1億円稼げるかもしれないなんて菓子むさぼりながら考えていてもお金が溜まらないはずです。

 

 

夢も1つもかなっていないなあ、と思ったはずです。

 

 

世界はほんとに厳しいなあ!

 

 

 

 なんだか自戒として、May J.さんのアルバムをダウンロードして時々聞くことにしました。