みんな気づいてる?もういくつ寝ると…七夕ですよ。
七夕を盛り上げたい。
イースターとか上陸させてる暇あったら七夕を盛り上げたい。
次はなんだ、聖パトリックか?
若い者たちは知らないかもしれない。お前たちが産まれる前
「ハロウィンってなに?」
って多くの人が言っていた時代があったんだ。本当だよ。
そのころからあった。予言。「いつか日本はハロウィンに乗っ取られる」
でも誰もが笑ってた。「日本人にはハロウィンは合わねえよ」って。
それがどうだ。今や10月はおろか、8月からハロウィンは気配を現すほど日本に根付いた。
みんな日本人の商魂と柔軟さとエロスにかける勢いをみくびっていたんだ。
どうだ、本来の趣旨そっちのけに、巨大なコスプレ大会と化した日本版ハロウィン。
この勢いでイースターもやってきた。
本当にここ数年のことだ。
「次は何だ、イースターか?」なんて言ってるうちに、ディズニーランドで入関してあれよあれよという間に都市部はだいたい浸食し終わったんじゃないだろうか。あと数年もたてば裸同然のバニーコスプレのにーちゃんねーちゃんがや高価なチョコエッグ贈りあってる姿が見られるだろう。そうなったらもう最終形態。クリスマス・バレンタイン・ハロウィンに並ぶ日本4大祭りとなり永遠に駆除不能な外来種として根付くはずだ。
次は聖パトリックあたりを予想している。
緑色のフェアリーコスプレのにーちゃんねーちゃんが高価な金貨チョコを配りあう日も遠くないのかもしれない。
ちなみに上の祭り、だいたいが聖なる宗教イベントで国によっちゃ敬虔に祝われるらしい。
立場を変えてみてみたら、外国にお盆が根付いて、しかも何やらそこはかとなくエロ化していて、半裸お化けコスプレのにーちゃんねーちゃんがおしりにナスやキュウリを突っ込んで高価なナスやキュウリを互いに贈り合ってたりする感じだろうか。
何ソレ超楽しそう。
みんななぜそんなに七夕をスルーするのか
気を取り直して。
実は七夕にだって、隠れポテンシャルがある。
今から私が考えた七夕のポテンシャルと盛り上げ方をツラツラと書くから、これを読んだらぜひみんな、
7月7日は織姫彦星コスして素麺食べながら星型チャームでも贈り合ってほしい。
まず七夕は時期がいい
まず七夕は7月だ。旧暦なら8月だ。
大人にとってはイベントがなくて、もうつまらなくてつまらなくてつまらなさがピークに到達する夏場の唯一の盛り上がりだ。
ここを盛り上げずしてなんとしよう。
私自身このあたりで毎年中だるみしてしんどくなるからぜひともここにイベントを持ってきてほしい。
そこで、七夕をもっと盛り上げるために必要なものを考えてきた。
1.テーマカラー
クリスマスは緑と赤。ハロウィンは黒とオレンジ。
強豪イベントにはわかりやすいテーマカラーがある。
テーマカラーのおかげで、イベント関連のグッズを作るのが極めて簡単だ。
のりたまのパッケージですらそこはかとなくクリスマス臭を感じてしまうくらいに、このテーマカラーは効いてくる。
そこで、七夕用として推奨したいのは水色&黄色。
現在巣鴨に目にも痛すぎな極彩色な七夕飾りがかかっているが、昨今カラフルは流行らない。ここは二色に抑えよう。水色と黄色だ。天の川と星の色。
涼し気だし。素麺のパッケージにしても問題なし。よしこれだ。
2.フード
人間って食べるのが好き。っていうか日本人が好きだよな。
「楽しい」と言われるあらゆる場面において、飲み食いが介在しないことってすごく少ないんじゃないかってくらい、いっつも食べてるし食のこと考えてる。
そこに来て七夕食として最近存在感を出してきた…素麺。弱い。ハッキリいって弱い。
アレンジ無限で映える要素はあるうが、まだまだ弱い。
何が足りないって、スイーツが足りない。
では七夕にふさわしいスイーツは何なのか。
和菓子だ。それもてんこ盛り系映え映えの和菓子。最近がんばってる星空羊羹みたいなやつら。
それから金平糖。
っていうかなにやってるんだよ、金平糖。
七夕との相性最強なのに全然主張してきてないじゃん金平糖。がんばれよ金平糖。
3.ライティング
人間とは光が揺らめくのを見るとポーっとしてなんだかいい気分になってしまうモンだと思う。
実際、クリスマスにもハロウィンも、日本侵食の過程でかなりライティングを駆使したと思う。
そんなわけで七夕もライトアップが必要なワケだが…。
星まつりですよね?
逆になんで今光ってないんだっていう。
なんでここまで言ってやらないといけないのだろう。自ずから光らんかい。
七夕で光ると言えば真っ先に思いつくのが偽天の川。
ここはニ●リさんのお知恵と工夫で、各家庭で気楽に頭上につけられるネット状のライトがほしい。水色にところどころ黄色があるのが素敵だが、白ベースにところどころ金なんてのもいい。
とにかく何でもいいから頭上が光って「お家に天の川あり〼」状態になればいい。みんなかなりいい気分になってくるはず。
そんなことしたらいろんな施設がデコレーション凝りまくって、カップルたちがホテルにレストランに、より豪華な天の川求めて殺到するに違いない。
それから他の飾りもほしい。
ここでもニ●リさんのお知恵と工夫で、折りたためば細くして収納できて、自立する偽竹作ってほしい。
セットで七夕風飾りも売ってほしい。
従来折り紙で作っていた、網飾りとか、提灯とか。
ああいうの、折り紙で作るとどうしてもショボさ出る。インスタママの工作能力でもない限り、どうしてもショボさ出る。
だからゴージャスでキラキラスベスベしてるヤツ。作って売ってほしい。
4. アクテビティ
あともう一手。アクティビティがほしい。
東北の素麺をちょっぱってきたように、北海道のロウソクもらいとってこよう。
そんで、七夕のお願いを厳格化しよう。
七夕も近くなると近所のスーパーで設置される、願い事書くスペース。あれ撤廃しよう。
毎年「健康」くらいしか思いつかないしやめよう。
ありがたみがなさすぎる。
そもそも、七夕の願い事には、
- 紫(黒)の短冊は、”学業”に関する願い事
- 赤の短冊は、両親や先祖に”感謝”する事
- 白の短冊は、”規則”や”義務”を守る達成の願い事
- 黄色の短冊は、”人間関係”に関係する願い事
- 青(緑)の短冊は、”成長”に関係する願い事
ってWikiに書いてあった。
だから1年につき、5種類各1つずつしか願えないルールにしよう。2021年から。
この方が願い事を5つ(4つかな)に絞る楽しみもできる。
まとめ
まとめ…?まとめることなんて何もない…
イベント大好きだけど、こうやって書き出してみると、商売する側の思惑とか、大人の欲望とかが渦巻くのがイベントだよね…。
もともと七夕も奈良時代に中国からやってきたらしい。
その頃は海外由来のハイカラな祭りだったんだろう。
もう千年も日本にいるからすっかり目新しさがなくなってしまったけれど、やり方1つでクリスマスに負けないイベントにできるんじゃなかろうか。夏はイベントがなくて寂しいからぜひ盛り上げてほしい。