いきなり関係ない話のようですが、推しが結婚発表をしたときのファンの作法については、度々話題となります。
かく言う私も、推しが結婚した時は、SNS上では「少しも悲しくないし、宝くじが当たるくらいの確率なら自分も結婚出来たかもなんて1回も思ったことないし、おめでとう!」と発言するくらいの理性のある1人です。
でもおそらく本当にそんなことがあったら、画面の向こうにいる私は、きっと養命酒ラッパ飲みしかねない精神状態になっています。
ねえ、本当はみんなそうなんじゃないの?養命酒でなくとも、何らかの液体をラッパ飲みしては目から絞り出しつつ
「はっぴーすぎる
ぜったい幸せになって
ろくでもないニュースばっかりだったけれどうれしい!」
とか書き込みたい衝動を、小指を噛んで耐えてるんじゃないの…?
それはさておき。
そんなこともあり、結婚しかねない実在の人物を推しとするリスクについて度々考えるようになったんです。
しかも私が属するのはスポーツ観戦クラスタで、こっちは結婚より怖いケガリスクもある。
たとえ推しがケガした時も、献身的に念を送って支えるのが架空嫁の作法ではありますが、やはりこの精神的な負担は大きなものとなります。推し選手が怪我した時にゃあ、やっぱり養命酒1本の気分になりますよ。
だから、実在する人物を推すのは疲れた…そう思っていた矢先のことです。
刀剣乱舞にハマればいいじゃない
とフォロワーさんから声をかけられたのです。
刀剣乱舞といえば。
「Aimer」に並ぶ中年の「名前を聞いたことがあるけれど何かわからない」ランキング数年連続上位のアレですよ。
ハッキリ言って、アニメなのかゲームなのかよくわからない。
するとフォロワーさんは言うのです。
「刀剣乱舞にはアニメもミュージカルも色々ある」
って。
しかも、
「すでにスケヲタクラスタからも信者が続々出ている」
って。
私、それを聞いた時に一気に脳内で夢が広がって。
今話題の360度のミュージカル劇場でフォロワーさんと待ち合わせしてキャッキャ言いながら推しグッズ交換してる未来が見えちゃって。
でもとりあえず沼に飛び込もうとしたんですけれど、今回もまた入り口がわからないんですよ。
とりあえず漫画を読んでみたのですがどうも事前知識が必要らしい。
次にアプリで検索してみたらゲームがあったので、ものは試しにやってみたわけです。
どうやらこのアプリが正解でした。
刀剣乱舞沼を検討中の皆さん、アプリですよ、アプリが正解の入り口です。おそらく。
でもね、しばらくプレイしてみて…ハッキリ言って面白さがわからなかったわけですよ。
ぜんぜんわからない…何が楽しいかわからない。
そんなある日ですよ、うちのホットクックが突然しゃべった時のことを思いだしたんです。
それまでロボットボイスでしゃべっていてたいそう不満だったホットクックが、「イケメンボイスでしゃべってあげる、ただし有料な」と宣伝してきた時のことです。(たまに唐突に宣伝するホットクック)
そういえば、刀剣乱舞がどうのとか言ってたな。
しかもセリフが「俺様の声が聞きたいか」だったな。
要するに、刀剣乱舞は声が聞きたくなるようなものでして、私はこれまでずっと無音でプレイしてきたのであります。
そこで家族が寝たのを見計らって音声をONにしてみたらですよ?
出てくるキャラクターがしゃべるんですよ!しかもですよ、そのうちの数人はが「ふふ…こうやってくすぐり合ってるとさ…(コソコソ)みたいだよね」みたいなこと言ってくるんです。
どうやら音声OFFにしている間に数人とすごく親密度が上がっていたみたいです。
なるほど!始めた時に、フォロワー先輩から「イマジネーションが大事」とは言われていたけれど、こういう風にイマジンするんだったんですね!戦いに出すと服ビリビリにして帰ってくるし、なるほど、楽しいものです。
しかし、イマジネーションの中で、自分が美少年とくすぐり合ってるのを想像したら…
美少年にげてー------------------!
つらい。
というわけで、これから何の前知識もなく刀剣乱舞沼に飛び込む方!
音声ONで!音声ONでどうぞ!