まあ笑ってくれ。

お前の上司の頭髪を全てもやしに変えてやろう

これが娘の歩む道┐(´∀`)┌

娘の友だちのSちゃんですが、プールが好きです。お母さんはバレエをやってほしいけれど、バレエ教室に行っても泳ぐマネばっかり。

また、Tくんは、プールは嫌いですが、公文は好きです。ブロックも得意で、論理思考型です。

Rちゃんは、運動は苦手ですが、粘土やお絵かきをやらせると、年齢の割にしっかりした作品ができます。

 

と言う具合に。

4歳児、もう才能の片鱗が見えてきてる件。です。

 

4歳だけど、運命が、進むべき道が、うっすら見えてきている子が何人かいるんですよね。

 

私はずっと書くのが好きだったけど、そんなもの金にならぬと思い、つい数年前までその道から目を背け続けていました。でも、今はこれが自分に運命づけられた道というか、自分がずっとしていたいことだということが改めてわかって、これをするために生きようと思っています。思えば、10歳のころ…少年ジャンプインスパイアの暗黒小説を隠しノートに書き始めていた頃には、本当はこのことが分かっていたはずなのに、そのことを直視してこなかったなあ。

 

そんな後悔があるから、子どもの道は、なるべく早く見つけてあげたい。勉強じゃなくて、そっちの道もある、と言うためにも、ただ一生を通じて何かを続けるためにも。

 

日本は、全員勉強ができるべき、みたいな空気がある気がします。たとえば、お好み焼きをひっくり返すのが苦手なのはあまり大ごとじゃないのに、勉強ができないのはダメ、みたいな。

でも世の中には役割と言うものがあって…お好みをひっくり返すのがうまくてお好みをひっくり返す担当の人もいれば、2桁の計算が得意で2桁の計算をする担当の人もいると思うのです。

だから、自分が何をひっくり返すのが得意なのか…自分のこの世界での担当が何なのか、できれば早く見極められるように機会を与えたいと思うのです。

 

 

でも娘は、ほとんど傾向らしい傾向を見せません。プールも適度にちんたらやるし、「勉強は嫌い」宣言が4歳にして飛び出したし、粘土はすべての色をくっつけて汚玉を製造して終わりです。

 

 

そんな娘ですが、何を思ったのでしょう、「バレエやりたい」とか言いだしたんです。

 

ある時、行かせていたサマースクールで、バレエの体験レッスンがあったらしく、帰ってきた娘はくるくる回りながら「これがバレエだよ」と嬉しそうにしているではありませんか。

 

意外にガーリータイプの娘。運動は真面目にはやりませんが、身体能力は悪くはありません。きれいな衣装とかも大好きです。もしかして…もしかして?試しに、YouTubeくるみ割り人形を見せてあげることにしました。

 

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くるみ割り人形。昔、クリスマスのころになると、イクラスぶるためによく見ていたバレエです。親しみやすい音楽、美しい衣装と変わる景色。バレエ初心者でも見やすい内容で、私はけっこう途中で寝ていました。

 

そんな本物のバレエに、娘はどんな反応をするのでしょう。

 

オープニングの長い音楽が終わり、雪景色の中、私の目にはペンギン歩きにしか見えない動きで行き交う人々。離脱する私

しかし娘は見続けました。

 

クリスマスパーティーの場面から、アラビア風ダンサーに続いて中華風ダンサーが現れる間も娘はただただ、じーっと見続けていました。

 

どうしよう。もし、もし娘の行く道がバレエ関係にあったら。

もし娘がバレエを習いたいと言ったら。

 

娘が情熱を燃やせる何かがそこにあるなら、私はやらせてやりたい。

でもしんどい。ぶっちゃけしんどい。

バレエの良さとか皆目わからねえ。タイツ姿受け付けねえ。しんどい。発表会とか見に行かなきゃいけなくなったらまじしんどい。

 

ハラハラしながら、バレエを眺める娘を見守った私。緊迫の時間でした。

ある程度見た娘はふっと息を緩めて私の方を向きました。そしてこう言ったのです。

 

 

ママ、この人たちパンツ丸見えで踊ってて恥ずかしいんだけど

 

 

 

その後娘は寝落ちしました。