以前からもっと気楽に着物着たいとかキャッツアイの恰好したいとか、
ファッションにおいて未練だらけのままここまで来てしまった私。
将来の夢は真っ赤っかな口紅をつけて、ミニスカートから皺だらけの足を出してポージングしたインスタを開設すること。
私だけじゃない…「こんなファッションしたかったな」という未練を残したまま生きている人ってたくさんいる気がします。
そんな中でいいな!と思ったのがこれ!
ん?そうなの?男性もお化粧したいの?
それはそうかもね!
お化粧って強制感があるからちょっと面倒だけど、自発的にやるときは楽しいもんなぁ~。娘も興味深々だし。
私は男性の化粧、大賛成。
やりたい人はやればいいじゃない!!
実際このメイクした男性きれいですね!こんな男性が街にあふれてたら夢があっていいじゃない。
誰がどんな格好をしてもOKでいい。
そうなればいつか小心者の私もロリータファッションで娘と街を歩ける未来があるはずです。
西洋にも訪れつつあるメンズメイクの波
「セカンドバッグを持った男はゲイ」
海外で聞いて衝撃を受けた言葉です。
バッグを!もっただけで!そしてゲイでもいいじゃん!
西洋って、日本よりもマッチョイムズを求める頻度が高い気がしていましたが、
そんな西洋にまで「男性のメイクOK」の波が押し寄せつつあるのだそうです。
メイクはいつから女性だけのものになったの?
そもそも過去を見ると、男性も女性に負けず劣らずメイクをしていた時代が、世界各地にあったわけですよね。
それがなんで世界的に「女性だけのもの」になったんでしょう?
1つの大きな動きが、ビクトリア女王。
お化粧を「下品」なものとみなしたそうです。
その感じはわからなくもないですね。貴族によるお化粧や派手がエスカレートしていた時代でしたから。それに教会も賛同して、メイクがよくないものとう考えが広まったそうです。
日本もそうでしたが、西洋でもメイクには鉛が含まれ危険で、みんなこの危険に気づき始めていたこともあるようです。
こうして一時は「娼婦のもの」となったメイクでしたが、
19世紀にまた一般用に売り出されました。
ですが一度「娼婦のもの」となったメイクが男性アイテムとして復活しにくかったのでしょうね。
東洋では武人の台頭と西洋化が関係ありそうですね。
参考にしたサイト:
A Brief History of Makeup and Gender
※こちらのサイト、「日本の若い男性はこれまでも性別を問わずメイクをしてきた」というメイクアップアーティストのコメントがありますね。光栄ですが…間違っていると思います
Makeup isn’t suddenly genderless. It always has been.
フリルはいつから女性だけのものになったの?
そもそも、男性はいつからフリフリしちゃいけない存在になったのでしょう。
いつから武人階級以外もマッチョを求められるようになったのでしょう?
例えばベルサイユ宮殿なんかでは、男性もフリッフリだったわけですが、今男性がフリルを触るなんて、結婚式に花嫁のベールをあげる時くらいじゃないでしょうか。
ヨーロッパでは、17~19世紀の、啓蒙時代に派手派手ファッションが「愚かしい」として否定されるようになり、男性は黒っぽい落ち着いた衣服を着るようになりました。
でも女性は愚かで啓蒙できない存在とされていたため、このような服装の変化を求められませんでした。
また20世紀の戦争も追い打ちをかけたようです。
戦時中に一時華やかな装飾品全般が服飾から消え、女性は復古されたけれど男性にはその波が戻らなかったようです。
Why did men stop wearing high heels? - BBC News
ユニセックスコスメ
このブログを読んで「そうだ!化粧しよう!」と思った男性の方向けに、どこでメイクが手に入るかご紹介します。
シャネル
メークアップ ボーイ ドゥ シャネル CHANEL : ボーイ ドゥ シャネル ファンデーション - ボーイ ドゥ シャネル...
こちらはシャネルの男性向けラインです。
品数は多くないですね。眉毛と肌を整えるくらいなので始めやすいと思います。
高級ブランドのメイクはやっぱり品質がよく、薄くつけてもカバー力があり、つけているとバレにくいのでお勧めです。
Milk Makeup
元から「男でも女でもいいじゃん」的な思想が強めのブランドだそうです。
日本未上陸なので旅行のお土産ですね。
その辺の薬局
そもそも…女性向けの口紅やアイシャドーを男性がつけたところでとくに爆発したり警報が鳴ったりすることはありません。
薬局ブランドなら安くて簡単にお試しができるのでダンゼンおすすめ。
お化粧男子写真
たぶんお化粧してると思われる韓流スター写真です↓
派手派手メイクもおもしろいけれど、ナチュラルメイク、なかなかいいと思います!
まとめ
こちらのBBCの記事に「なぜ男性はそんなに化粧に抵抗があるのか」という疑問が投げられていましたが、それに対して社会心理学の講師が
「子どものころから自分の外見に無頓着であるよう教育されている」と回答していました。
確かに男の子に対しては外見について言わないし、鏡をのぞき込むと心配されたりしますよね。なのに大人になったら突然「ただしイケメンに限る」世界に放り込まれて(実際にはイケメン≠顔の造形なんだと思いますが)。
男性の方、お化粧に興味ありますか?