過去に、こんな記事を書いたことがあります。
全ての人を犬だと思うことにより精神の健全性を保つための試みでしたが、多大な想像力を必要とするため、疲労が激しく、長く続けることができなかったので挫折しました。
今回は特定のタイプの苦手人物に対するライフハックをご紹介したいと思います。
これは主に、「女は一種類しかいないと思ってる系おっさん」に対して有効です。
女は一種類しかいないと思ってる系おっさんは、女と見ると、自動的に下記のようなことを決めつけます。
・恋バナばっかしてる
・感情で生きている
・派閥を作っている
・占いが好き
・理数科目が苦手
こういった、やや古めかしいステレオタイプを当てはめてくるこれらおっさんは、たとえば、
と言ったとしても、
「またぁ、ホントは好きなくせに」
などと、こちらの言い分をあまり信じてくれないのでやっかいです。
とくに、感情で生きているという決めつけについては、仕事上で支障がでることもしばしば。
と言ったのに、
「お前はあの人が嫌いだからそう思うのはわかるけど」
とか。ウソみたいだけどほんとによく聞く話なんですよね。
ー嫌いなのはあの人じゃなくてあなたー
そんな一時的な激昂を抑えこむと湧き上がってくるのは
ーもう言葉じゃなくて拳で語り合いたいー
という思い。
パンチ力ではかなわないから、先制攻撃を入れた後足さばきを入れて、バランスを崩したらジョーにエルボーを入れよう。きっとどれだけ「仕事に感情持ち込まないようにしてます」と言ったって、通じないんだから、拳と拳を合わせればいい。
でもね、最近実践してみていい方法があったのでみんなに伝えたい。あなたがエルボーを入れるその前に。
おっさんをギャルだと思うと色々楽になる。
ギャル…って言っても、いろんな種類がいると思います。
私の場合は、有村架純的なかわいいギャルがいいです。短めスカートでネクタイを崩してつけています。
でもみんな心の中にいろんなギャルを飼っていると思うので、そこは独自のギャルでまったく問題ないと思います。
例えばこんなことがあったとします。
「あーあまり恋バナってしないですね」
「はっはっは~恋バナしない女のグループなんてないだろ~」
ほんとにあった会話なんですが。
こんな時、相手によっては
ー貴様のバーコードをむしり取って繁殖力の強いミント植えて、
その頭上の庭を味のうっすいモヒート作りにしか役に立たないしろものに変えてやろうかー
っていう気持ちが湧き上がると思うんですけれど、
ここで、相手をギャルに脳内変換しちゃうんですよ。
するとおっさんはこう言っている感じになります。
「まじで~恋バナしないとかありえなーい」
そうギャルに言われると、
「あー、うん、そうなのかもね。」
で、なんとなく終わっちゃいません?
いったいどうしてこういう気分になるのか考えてみました。
するとどうやら自分の中にも、
おじさんは女を見下してる、
ギャルはなんでも軽く考える
というステレオタイプがあることに気づいたのです。
そして、これはそのステレオタイプを逆転させることによって有効利用させる画期的な方法なのです(もっともっぽく言ってみた)。
それに、なんかこう、ギャルって、神秘的っていうか。
ギャルってそもそもなんぞやっていうと正体が不明ですよね。年齢で区切ってるのか雰囲気で区切ってるのか。何か正体のわからないギャルというふわっとした存在。
しかもなんとなく、軽そうでありながらも、不動産投資で大成功してたり、起業してたり、すっごい的を得たこと言いそうだったり、特殊能力を秘めてそうな感じもありません?
だからギャルの発言ってシンプルでかつ真実を内包してそうで、いい加減に放たれたステレオタイプでも「ここから先は自分で考えなよ」的な真理が詰まってそうで…
それから、おじさんをギャルに変換する方が、犬に変換するよりフォルムが近くて楽です。
これ、たとえば家庭でも利用できると思ってて
例えばあなたが奥さんで、
妻:「今日こんなことがあって困ったの~」
夫:「ふーん(テレビつける)」
だとすごく悲しいけれど、
妻:「今日こんなことがあって困ったの~」
ギャル:「まじで~(テレビつける)」
だったら、あんまり気にならないっていうか。
旦那さんの立場だったらギャル男とかがいいのかな。
ゴールデンボンバーみたいな髪型のギャル男がソファでだらけながら「掃除とか1週間に1度で充分っしょ?」とか言ってたら、「ああ、もう仕方ないな」って感じにならない?ならないですかそうですか。